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綱引き

近江商人の『三方よし』から学ぶ

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.22

最近の研究で、特定の生態系内の多くの種が同時にかつてない高い気温の影響を受けると、「生態系を完全にひっくり返しかねない『急激な』崩壊を引き起こす」と発表されました。そして、今後も温室効果ガスの排出量が増え続けて地球の温暖化が進めば、早ければ2030年にも熱帯の海洋が生態系全体を崩壊させるような気温の閾値に達してしまう可能性があるのだそうです。

現在、産業革命前比での気温上昇は約1℃で、この気温上昇を2℃以内に抑えることを目標に世界は取り組んでいます。ただし、これを達成できても、地球全体の生態系の約2%の中で、20%以上の種が失われてしまうのだそうです。人間が、「生態系」の中の一員であるということを忘れて、自分だけの利益を求めてきた結果です。自分の幸せは、他人の幸せの上に成り立っているということを改めて考える必要がありそうです。

組織も、自らの利益だけを追い求めていく姿勢では組織が存続できない環境になっています。日本では、近江商人の経営哲学である『三方よし』という、様々なステークホルダーを意識した考え方が受け継がれてきました。取引によって売り手と買い手が満足することは当然で、社会に貢献してこそ初めて良い商売であるという考え方です。

最近、大手商社が、企業の理念として『三方よし』を改めて掲げたそうです。この考え方は、世界が目指しているSDGsの考え方ととても親和性が高いと思います。SDGsの考え方を切り口に、持続可能な社会づくりに貢献できる目標を設定して取り組んでいくことが、これからの組織の成長に欠かせない視点になっていくと思います。

『三方よし』の考えで、新しい組織づくりをしていきましょう!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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