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多様性“尊重”の言葉に隠された人間の心理

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.187

「共通の敵」をつくると、人は親しくなるといわれています。人は数人集まると誰かを「共通の敵」にして、その他の人たちが親しくまとまり、その中にいる自分に安心するという心理があると思います。いじめが起きる構造にも通じます。これは、心理学では「類似性の法則」と呼ばれているものです。自分と共通点のある人を好きになるという傾向があるので当然の結果でもあります。

今、人の多様性を尊重することが大切だと言われています。これは、とても大切なことでこれからの組織には欠かせない視点だと思います。

しかし、このように個人の多様性を認めなければいけないと言われるということは、裏を返せば、私たちはあえて意識しなければ、多様性を否定しかねないという事実があるのではないかと思います。

私たちには、「共通の敵」をつくって安心する心理があるということを十分に認識しておけば、多様性を尊重していくことの大切さも理解できて、十分に取り組んでいけるのはないかと思います。

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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