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前へ

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.143

「前へ」

67年間明治大学ラグビー部の監督であった北島忠治氏が、一貫して選手に言い続けていた言葉です。出身大学は違いますが、私は学生時代にこの言葉を知って、とても感銘を受けて自分の中で大切にしてきました。

とても短い簡潔な言葉ですが、多くのメッセージを感じます。

「最後まで絶対に諦めるな」というメッセージがあると思います。諦めたとき、負けるはずのない時に負ける。諦めなければ、勝てるはずがないと思われていた時にも勝てる可能性がある。負けたときに、「本気なればできた」という言い訳を自分にしたいために、本気になる前に諦めてしまう。そうなりそうな気持ちに打ち勝って、本当に実現したいことは、本気で取り組み続ける。これは、社会で生きていくときにも大切にしていくべき姿勢だと思います。

この「前へ」を貫いていくには、「フェアプレーの精神」が必要だと同監督は説かれています。「心」を中心に据えて、それから「技」・「体」を鍛える。勝利とは、心の勝利であり、勝ち方も心から正しくなければならないと考えるからです。これは、レフェリーがいなくてもフェアプレーをするということです。勝つことだけが目的であるならば、レフェリーが見ていないところでは、ルールの裏をかいてもいいということになりますが、それは許さないということです。社会、組織にはルールがあります。ルールとはその組織のメンバーが守るべき共通の認識です。誰かが見ている時は、ルールを守って、誰かが見ていなければ、そのルールを破るということではないはずです。

挑戦をすれば、多くの困難に立ち向かうことになります。後ろを向きたくなることも少なくありません。そんな時に、同監督のこの言葉から勇気をもらったことがたくさんありました。

同監督は、95歳で天寿をまっとうされました。長寿の秘訣は、「昨日のことは考えない、明日のことだけ考えるんだ」ということだそうです。生涯を「前へ」邁進し続けた人生の大先輩の教えを胸に「前へ」進んでいきましょう!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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