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ものごとを見る姿勢“視座”を高める

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.94

私たちは、常にあらゆる変化に対応することを求められていますが、この変化に対して、強い人と弱い人がいるように思います。これは人だけではなく、組織という主体のレベルにおいても存在しているように思います。

経営学者であるピーター・F・ドラッカー氏は
「未来は今あるものとも我々が予測するものとも違う。未来は知り得ない。我々が未来について知っているのは『知り得ない』という事実だけだ」という趣旨のことを述べています。変化は必ず起きるけれども、過去の経験や考えでいくら予測しても、予測できるものではないということです。

では、この予測できない変化に対しての強弱は、何によって決まるのか。

それは、変化に対しても影響を受けない「目的」や「ビジョン」の達成に向けた行動ができているかどうかにあると思います。「目的」や「ビジョン」の達成に向けて行動するということは、「手段」はいくら変わっても揺らぐことなく対応していけるということです。他方、「目的」を見失い、変化に応じて、「手段」を提供していくだけである場合、変化があるたびに右往左往してしまうことになります。

そして、「目的」や「ビジョン」の達成に向けた行動をしていく際に、常に念頭に置いておきたい視点は“自分の成長”“組織の成長”という視点です。「目的」や「ビジョン」を達成するためには、いくつものハードルがあり、それを乗り越えていく必要があります。乗り越えていくまでには、失敗したり、自分の意見に対して反対をされたりすることが多くあります。その際に、その失敗の言い訳を探したり、反対意見を更に反対することに一生懸命になったりしてしまいがちですが、これは、「目的」や「ビジョン」を達成するために、あるべき姿ではないと思います。失敗も反対意見も全て“自分の成長”“組織の成長”という視点から見れば、大きなチャンスなのです。

「目的」「ビジョン」の達成に向けて、視座*をより高く持って、成長のための行動をしていきましょう!

*ものを見る姿勢・立場

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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