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自己肯定感を育むためには

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.86

「自己肯定感」という言葉を様々な媒体で目にすることが多くあると思います。自己肯定感の定義には多くの見解がありますが、“ありのままの自分を受け入れ尊重する感覚”(一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会)という意味が分かりやすいと思います。ありのままの自分を受け入れるとは、悪い状況に置かれたり、不運に見舞われた時でもなお、自分には価値があると思えることです。

私たち日本人は、この自己肯定感が低いと言われています。内閣府が発表した7ヵ国による国際比較結果によれば、自己肯定感に関する問いのどのアンケート項目においても日本は最下位だったそうです。自己肯定感が低いとどんなデメリットがあるのでしょうか。

自己肯定感が低いと、他者と比べて劣っている点にばかり意識が向き、自分の良さに気づけなくなります。また、周囲からの評価に一喜一憂することが多くなり、感情の浮き沈みが大きくなります。失敗に対する恐れも大きくなり、本来の能力を発揮できなくなっていきます。このようなネガティブな感情に支配されないようにするためにも自己肯定感を高めていくことが大切で、これは、不確実な時代にいる組織が成長し続けるためにも、組織のメンバーに欠かせない要素になっていると思います。

自己肯定感を高めていくための方法については、色々な考え方や手法が紹介されています。その中でも特に、仕事だけでなく様々なことを“自分ごと”として、主体的に取り組む姿勢が大切だと思います。自分で考えて、自分の考えを伝えて、仲間と協力しながら、自分で行動して、自分でその結果を受け止めて、自分の糧として成長し、また自分で考える。これを繰り返していく過程で、ありのままの自分を受け入れられるようになってくるのだと思います。

大富豪の実に約35%を占めると言われるユダヤ人。ユダヤ人の親は学校から帰ってきた子どもに対して、「今日は何を勉強したの?」とは聞かないそうです。「今日は何を質問したの?」と聞くのだそうです。自分で考えることの大切さが分かります。

自分を信じて、前に進んでいきましょう!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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