組織文化Lab組織文化Lab

column組織文化コラム

ホーム組織文化コラム“引き算”でビジネスを考えてみる
ゴールテープ

“引き算”でビジネスを考えてみる

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.67

新しいニュース、スマホに送られてくる大量の「プッシュ通知」・・・我々が感じるストレスの原因の一つになっているそうです。

人間の脳が持つ基本的な生理機能には、2つのタイプの「注意を払う能力」が備わっているそうです。

1つ目は「能動的な注意力」、2つ目は「受動的な注意力」です。例えば料理中、野菜を切ることに集中している時(能動的)、突然雷が鳴り無意識に気を取られてしまう(受動的)ことがありますね。自らやるべきことに集中する「能動的な注意力」に対して、私たちは「受動的な注意力」によって、自分の命を守ることができるのだそうです。スマホのプッシュ通知は、この仕組みを利用しているそうです。

私たちは、知らないことへの不安から、自らの意志とは関係なく情報が押し寄せる状況を自ら作って、その都度注意を払い続けて、毎日ストレスを感じているのです。ある認知神経科学者は「かつて情報を収集する方法は、朝になって買う新聞と夜のテレビニュースだけだった時代があった」と述べています。また、幸福の最大化の研究家は「テクノロジーに自分を運んでもらうのではなく、どこに行きたいのか自分で明確にすることが非常に重要。今の私たちはテクノロジーにしがみついている状態です。」とも述べています。

そして、押し寄せる情報に反応して、ビジネスでも様々な対応をします。変化に対応することは必要な対応です。しかし、あまりにも大量の情報が押し寄せるため、その情報の本質を考えることもできず、時にはその真偽すら確認せずに、対応を繰り返していることがあるように思います。そして、常に“足し算”の考えで、やることが増え続けてしまう。

「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」とスティーブ ジョブズは述べました。

やること、やるべきだと思うことはすぐに思いつきます。大事なのは何を捨てるかだと。人間にも限界があり、時間という制限もある中で、本当に成し遂げたい成果を挙げるためには必要な決断です。

この、勇気の必要な決断は”ビジョン“が明確に描けているからこそできることだと思います。組織と自分の“ビジョン”を明確にし、“引き算”でビジネスを考えてみることも大きなヒントになるかもしれません!

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

今すぐ、
組織文化を見直そう。