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遠藤

今、ビジネスをSDGsの視点から考える

日本を元気にする!運動会屋遠藤のつぶやき Vol.10

新型コロナウイルスの世界的大流行が、毎日報道されています。アフリカでの感染拡大、第2波についての報道もあります。このような報道に接するたびに、世界はつながっており、世界で起きていることは、すべて、自分のことである。自分だけ、自分の組織や国だけの問題ということは、ありえないことを痛感する毎日です。

このような状況もあり、2030年に実現しようとする世界の姿として、2015年に国連で採択された『SDGs(持続可能な開発目標)』は、最近、認知度が上がってきたように思います。みなさんも、カラフルなバッジを胸につけているビジネスマンを多く見るようになったのではないでしょうか。世界が一つになり、力を合わせて実現していこうという目標です。

今後も、新型コロナウイルスの流行とその対応から、SDGsに象徴される世界の社会課題をみんなで解決していくという価値観が、以前よりスピードを上げて醸成されていくでしょう。

ビジネスにおいても、このような“顧客の意識の変化”に対応していく必要があります。

この経営モデルの進化について、“ポスト資本主義” “資本主義2.0”として盛んに議論された「CSV」という考え方があります。ハーバード大学のマイケルポーター教授が提唱した「経済価値を創造しながら社会的ニーズに対応することで社会価値をも創造する」という新しい企業価値創造のアプローチです。

組織の3つの要素の一つである「共通の目的」ですが、今後は、その“内容”が問われることになっていくと思います。社会にとってどのような存在でありたいか、どのような存在として社会に認めてもらうか、当たり前のことではありますが、忘れかけていたことなのかもしれません。組織のメンバーが共有できる「共通の目的」を決め、そして、メンバーで共有することが、今後のビジネスを進めていく上で、ますます大切になっていくのではないでしょうか。

 

この記事を書いた人

遠藤 直哉

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